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GREETING
代表挨拶
初めまして、ファームバディ代表 日野裕一です。
弊社のホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。私たちファームバディは、牧場の皆様親しい相棒(バディ)として、酪農業界に貢献することを使命としています。酪農家が自由に休みを取れるような「 新しい常識 」を作りたいという目的でスタートした酪農ヘルパーのサブスクサービスが、皆さまの牧場運営に少しでも貢献できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
MISSION
ミッション

STORY
ファームバディストーリー~酪農ヘルパーのサブスクが生まれた経緯~
- STORY 01
- 事業を始めるに至った背景
酪農家の人手不足に伴う常態的な長時間労働 -
酪農家は様々な悩みを抱えています。まず1つ目は世界的な物価増に伴う資源価格の高騰、2つ目は乳製品の消費量の減少に伴う販売価格の下落です。そして最も深刻なのが「人手不足に伴う常態的な長時間労働」です。
平成29年度酪農全国基礎調査によると、自給飼育生産している北海道の酪農家の年間勤務時間は3,359時間にも達し、過労死ラインと言われる2,880時間を大幅に超えている現状があります。
この背景として、酪農家の仕事は朝早くから仕事をしなければならないこと、365日毎日働かなければならないこと、人手不足を背景として人員が十分に確保できていないこと、酪農ヘルパーの供給不足などが原因として挙げられます。零細企業の酪農家の場合、体調不良になったとしても勤務しなければならない実態があります。
- STORY 02
- 酪農家が持続的な酪農経営を支援すべく
酪農ヘルパーのサブスクが誕生 -
酪農家の人手不足による長時間労働の現状を変え、酪農家が持続的な酪農経営を行うことができるよう日本で就農を希望しているフィリピン人を酪農ヘルパーとして派遣する事業を考えました。
ここで参考にしたのは酪農家さんの以下のようなご意見でした。
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毎日働いているのに休みを取ることができない。妻を休ませてあげたいけど、酪農ヘルパーをなかなか利用できず、休ませられない。計画的に休みが取れたらいいのに。
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うちのような零細の酪農家だと派遣を雇うほどの余裕もなく、酪農ヘルパーも利用できないことが多い、もっと回数を少なく計画的にヘルパーを使えるサービスが欲しい。
そこでファームバディでは、毎日働きにくる派遣よりも勤務回数が少なく、酪農ヘルパーを計画的に利用できる、「酪農ヘルパーのサブスクサービス」を提供することにしました。これにより、「酪農ヘルパー以上、派遣未満」値いう位置付けで利用することができます。
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- STORY 03
- フィリピン人酪農ヘルパーの教育・生活支援
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ファームバディで雇用する酪農ヘルパーは、2019年に新設された「特定技能ビザ」にて就農していきます。酪農ヘルパーとして派遣するフィリピン人はファームバディにて2ヶ月以上研修した方が対象となります。
【特定技能ビザの概要】特定技能ビザは、国内人材を確保するのが困難な状況にある産業分野にて、2019年4月に設立された新しいビザになります。現在は農業を含む12業種にて就労が認められ、5年間での受け入れ上限枠を34万5,150人と設定しています。酪農を含む農業分野においては受け入れ上限枠を36,500人と設定しています(2023年1月1日時点)ファームバディではこの特定技能ビザを保有しているフィリピン人を人手不足に悩んでいる農家へ派遣していきます。さらに生活支援サポートも行っております。 KUROFUNEが提供する在日外国人生活支援アプリ「KUROFUNE LIFE SUPPORT」を導入し、 外国人労働者の生活の困りごとを解決して、フィリピン人労働者の生活の質を高めていきます。
サービス名 サービスの特徴 ①24時間生活相談サービス サービス利用者は時間を問わず、日本での生活での困りごとについてチャットボットを通じて母国語で相談することができます ②オンライン薬局サービス 日本語を使わずに母国語のみで、一般医薬品(1類を含む)をオンラインで購入することができ、購入した医薬品は自宅に届きます ③所得補償保険の提供 怪我や病気によって働けなくなった場合に、最大年に110万円まで支給される所得補償保険を提供しています ④低額の海外送金サービス 低額の手数料でスピード送金ができるサービスです。国外扶養親族に係る扶養控除を受けることができます。 ⑤オンライン日本語教育 24時間いつでも日本語がオンライン上で勉強できるサービスです。あらゆる方が利用できるように日本語のコースをN1からN5まで用意しています
- STORY 04
- 今後の展望
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酪農経営の基盤とも言える人材の確保について、ファームバディも同様に何度も悩まされてきました。しかし、人間力豊かなフィリピン人の従業員のおかげで現在まで成長することができました。
私たちは酪農ヘルパーのサブスク事業を通じて、酪農家の悩みである「人材の確保」を解決するだけでなく、フィリピン人労働者にも長く定着できるような環境づくりに今後さらに力を入れていきたいと考えております。